立命館のpixiv小説を引用した卒論炎上事件のまとめ
先日、立命館の論文がpixivの腐女子向けの小説を資料として使っていたことが問題とされ炎上しました。そのことについてTwitterとか見てて、色々思ったので書いときます。
まず問題になった論文
まずこれについて最初に問題提起した腐女子の方の主張がこちら↓
やばいですね・・・。これ高卒かなんかですかね?威力業務妨害に名誉棄損って知ってるだけヤバそうな言葉を羅列してるだけです。
んで『広告収入の低下』ってpixivが2次創作で営利商売してるのを暗に認めてるわけですが、それこそ立派な著作権侵害ですし、加えて男キャラ勝手にくっつけて、ホモセ〇〇スしてる絵や小説あげるって営業妨害の風評被害ですよね?
全部pixivと自分たちへの綺麗なブーメランになってます。後、ただの一介のおばさんのクレームにわざわざ事務局長が出るわけないでしょう・・・Twitterによくいる嘘松ですね。そしてもう1人の方の意見↓
理工学部が文系???大学通ってたんですかね?。多分医療系(看護の専門学校)(準看護師)だろうと思いますけど・・・。そして公式の対応がコチラ
まあ毒にも薬にもならない反応。自分たちがグレーな商売してるのは自覚してるでしょうし関わりたくないというのが察せます。自体が大事になってテレビなどの大手メディアで騒がれて一番不利益被るのはpixivですし。
そして、炎上してる原因である立命館大学の学生の論文がpixivに投稿された小説を研究の分析資料として引用したことですが、普通に大学で卒論とかを書いたことのある人なら分かりますけど全く問題ないです。
なぜかというと学問の自由として、『引用』というのは著作権法で論文を執筆する上において保証されている権利であり、引用する際に一々著者に許可を得る必要はありません。そもそも一々引用で権利者に確認とってたらキリがないです。
もし引用で権利侵害が発生するならアインシュタインの論文引用する時は、天国にいるであろうアインシュタインに一々許可取らないと使えないことになりますし、名探偵コナンの画像を論文に使ったら青山剛昌先生と連絡取ないといけないことになります。引用の許可欲しいので会いたいです!とかしてたら進む研究も進みません。
そして今回の論文は非公開になる前にチラッと見ただけですが、論文の内容は簡単にいうと「ネットにおける卑猥な単語のフィルタリングについて」がテーマです。つまり、セッ〇スとかち〇こみたいな卑猥な単語が入った文章を載せているサイトが、未成年とかが普通の単語で検索した際にうっかり検索結果に出てこないようにフィルターをかけるといった卑猥な言葉とそうじゃない言葉と分類する研究なのです。
その研究のために卑猥な言葉が多い、腐女子の同性愛(BL)小説を研究資料として使ったという話です。これはおそらく引用ではなく情報解析のための著作権物の使用にあたります。そして、著作権法第47の7で情報解析のための著作物の利用は著作権が及ばないことが明記されており、引用だろうが情報解析のためのデータソースとしての使用だろうと法律上なんの問題もありません。
まあ論文の中身自体はちょっと研究資料が少ないですし、理工学部ならウェブスクレイピングして数GBくらいの文字データから言語分析しろよ・・・って思いますし、手作業で単語の分類って r とかパイソンみたいなプログラム言語や分析ソフト使ったら?とは思います。
ですがデータソースの調達段階で違法行為はしてませんし、やってることは自分の作ったウ〇コ浄化槽が上手く機能するか試すために道端に落ちてるウ〇コ使っただけです。本人たちはひっそりやっているつもりか知りませんけど、ネットに公開してますしR-18タグをつけてあげてる絵や小説が有害なのも事実です。
倫理的に問題って言ってもネットに堂々と公開している以上その理屈もおかしいです。嫌ならネットにあげなければいいだけですし、論文で作品について誹謗中傷されているわけでもないので、法律に訴えようとしてるのは100%おかしいです。
にしてもこれが感情論で炎上するって、大学で卒論とかまともに書いた人って世間では超少数派なんですかね・・・驚きました。